http://gomupro.com/

アラミド繊維は、一般的に高強力、耐熱性 寸法安定性、耐薬品性などの特性を持つ高機能繊維のひとつで、パラ系とメタ系の2種類に大別されます。
 
パラ系アラミド繊維は、特に強度、防弾・防刃性などに優れ、防弾チョッキ、自動車のブレーキパッドなどの摩擦材(アスベスト代替)やタイヤの補強材、光ファイバーの補強材などに主に使われています。
 
アラミド繊維は1965年にデュポン社で開発されました。(登録商標は、”ケブラー”)
 
日本では、 帝人が1971年に独自に開発した界面重合法で “ コーネックス ” の生産を始めました。
 
アラミド繊維も” ポリアミド系 ”ですが、ナイロンの 化学構造 が” 脂肪族ポリアミド ”に対し、アラミド繊維の化学構造は、すべて”芳香族ポリアミド”であるため、ナイロンと区別されています。
 
有機繊維のなかでも、高度な難燃性能をもっていて、有毒ガスや煙の発生が少ないのが特徴です。
 
メタ系アラミド繊維はポリエステルなどの汎用繊維と同等の強度をもち、熱分解点が400℃以上と高い耐熱性があり、500℃前後で熱分解します。また、空気中では燃えず自己消火性をもつとともに、熱溶融性もなく、燃焼ガスの毒性も少ないなど、極めて優れた難燃性繊維です。
 
パラ系アラミド繊維は剛直な分子構造(直鎖状に配列)のため、メタ系アラミド繊維に比べ、強度、弾性率などの力学的性質で優れています。
 
 
【特長】
 
超高強度で耐摩耗性が非常によい  
 

高温・耐薬品性にすぐれている
    さまざまな場所で使用することが出来る

紫外線に弱い
    屋外では、樹脂などで被覆しないと劣化して強度が落ちる。
 

染色が難しい
    染色性に問題があり、衣料用途には適しません。

 
アルカリ性条件下、または塩素にさらされると分解する
 
 
 
【用途】
 
強化プラスチック(FRP)として航空機の補強材や耐震補強など建築・土木の建材等として強度の必要な場所で使用されております。
軍事関連、スポーツ用品、特殊用途の軍手など耐久性が必要な場所で使用されています。
アラミド系繊維は染色に課題があるため、一般衣料用としてはほとんど使用されません。
ラジアルタイヤのタイヤコード
光ファイバーケーブルのシース線 (テンションメンバー)
防弾チョッキ ・防刃ベスト
ヘルメット
強度を必要とする芯入り組紐(テニス・バレーボール用のネットの芯材) など

 

 

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平ゴムとは、丸ゴムに対しての表現であり、帯状・テープ状のゴムひものことを言います。

(ここでは、ゴム糸の丸断面のもの(丸ゴム糸)や、四角断面のもの(角ゴム糸)、ゴムシートとは違い、ゴム糸を糸で織ったり、編んだり、組んだりして製造される繊維資材のゴムひものことを説明します)

平ゴムについては、コールゴム(組ゴム)・編ゴム・織ゴムと大きく分けて3種類あります。

それぞれ、表面の組織が異なっています。

 

コールゴムは、一般的に、3ミリ程度~15ミリ程度の製品が多いです。

織ゴム・編ゴムは、15ミリ~80ミリ程度(以上)の製品が多いです。(平ゴムベルトとも言います。)

(さらに広い80ミリ~100ミリ~250ミリ~それ以上の超広幅ストレッチベルトもあります。)

 

コールゴムは、小ロット生産が可能です。(組糸の管を本数分巻けば十分です。)

織ゴム・編ゴムは、一般的には整経といって経糸をビームに巻く工程が必要なので、糸本数が多く必要で、小ロットの生産の場合、は高コストとなります。

 

コールゴムは、製紐機で糸を組みながら生産していきます。1台に1本のコールゴムを掛けます。

4コール(ゴム糸が4本)、6コールと専用台に掛けます。組糸、ゴム糸が太くなると、幅が広くなります。

 

織ゴムは、ニードル織機で、経糸の中に等間隔でゴム糸を入れて緯糸で織りながら(片側からウエフト ニードルで緯糸を送り反対側の片耳をベラ針で編みながら筬打ちして)生産していきます。

織ゴムの場合は、1台の織機に2~6本程度の織ゴムを掛けることができます。(例:4本掛け⇒4本、機械により違います。)

 

編ゴムは、ラッセリーナ、コメットという経編機で、経糸をひげ針で編みながら生産していきます。

編ゴムの場合は、1台の編機にサイズによって自由に掛けることができます。緯糸の振り幅さえあれば、例えば、30ミリならば10本掛け以上も可能です。

編ゴムの特長は、表と裏で編組織が違うことです。

また、編ゴムは、織ゴムと比較すると、速乾性に優れ、中折れしにくいです。

 

このように、平ゴム(平ゴムベルト)には、種類があります。用途によって、適した製品を選びましょう。

衣料用・ラッピング用・手芸用の平ゴム(平ゴムベルト)のことなら、株式会社気谷(きたに)に何でも気軽にご相談ください。

 

 

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コールゴム(平ゴム:3ミリ~12ミリ程度)の場合は、フェストンと言っても、直接箱に流し込むものでしたが、織ゴム、編ゴム、ジャガード織ゴム等の平ゴムベルト(15ミリ以上)の場合は、機械で折りたたんで、列をつくり、それを重ねて箱の中に入れます。
 
画像では、中央部に1列が出来上がり、下部のステンレス製の箱の中に何段にも重ねています。
その後、空の段ボール箱をかぶせて、上下を逆転させて、出来上がりです。
 
仕上後の平ゴムベルト織ゴム等)は、光電管センサー付きの送りロールでテンションがかからないようにテンションを調節しながら送られていきます。
 
最上部のロールは、より戻しロールで、ねじれをとります。
 
フェストンの製品は、繋ぎ目が少なく、連続しているので、ロスが少なく、巻上張力がかかっていないので、ひずみを取るための、1昼夜程度の放反の必要がありません。

 

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上の画像は、ダブルカバーリング機(天然ゴム糸使用タイプ)の写真です。

ダブルカバーリング機は、DCY(ダブルカバードヤーン:double covered yarn)を製造する機械です。

(DCYの他には、SCY(シングルカバードヤーン:single covered yarn)もあります。)
 
DCYとは、FTY(フィラメントツイスティッドヤーン:filament twisted yarn)の一種で、天然・合成ゴム糸や、ポリウレタン弾性糸を芯にして、周りに糸を2重に巻いたものです。
 
巻きゴム、または、横巻ゴムと呼ぶ場合もあります。
 
写真のカバーリング機は、天然ゴム・合成ゴム使用の太番手のDCYを生産するタイプです。
(他にゴムカタンエクステンション用)、天然ゴムシャーリング等のエクステ用糸ゴム・靴下・サポーター用を生産する細番手タイプの機械もあります)
 
太番手のDCYは、細幅のゴム入り織物や編物や組物(平ゴムベルト・織ゴム・編ゴム・コールゴム平ゴム・マスク用ゴム)の材料として使われます。
 
天然・合成ゴム糸は、画面の奥の方から投入されて(リボン・板状のものから)1本ずつ分線されてボビンのパイプの中を通ります。
 
ゴム糸に下糸が右撚り(S撚り)に巻かれ、その上に上糸が左撚り(Z撚り)で巻かれます。
 
巻き上げられたDCYは、上部の紙管に巻かれます。
 
カバーリングの目的は、製品の中でゴム糸がスリップインするのを防ぐのと、コスト面、カラーの問題、(設定伸度)等の目的があります。
 
ボビンのスピンドルは、毎分、約6,000~10,000回転の高速で回ります。
 
よりよい平ゴムベルト、織ゴム、編ゴム等の製品を作るためには、安定した品質のDCYが必要ですね。

 

 

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上の画像は、経編機の写真です。編ゴム(平ゴムベルト)を生産しています。

手前に見えるのが、経編機です。毎分800~1,000回転くらいのスピードで生産します。 
 

経編機は、ひげ針で経糸を編んでいきます(経糸でループを作ります)。緯糸は通常、表・裏と別々にあって、表裏の組織は違います。
 
経編機の場合は、ニードル織機のように1台に掛ける本数が決まっていないので、幅によって自由に掛本数が変更できます。(編ゴムは、織ゴムに比べると一般的に生産性が高いです。)
 
写真の場合は、経糸がクリル方式で、弾性糸(DCYまたは、ポリウレタン・ゴム糸のベア)は、整経方式です。
 
クリル方式の場合の長所は、大量の糸を使用して繋ぎ替えが少なくてすむことです。
 
整経方式の場合の長所は、コンパクトで場所をとらないことと、テンション(張力)管理がしやすいことです。

 

編ゴムの特長は、

1. 縦・横方向に伸縮性がある。

2. 通気性が高い。(速乾性がある。)

3. ドレープ性がある。

4. しわになりにくい。

5. 一般的に、インゴム(インサイドストレッチベルト)で使用の場合、編ゴムは、織ゴムに比べて中折れしにくい。

 

 

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上の画像は、ジャガード織機の写真です。

このジャガード織機は、1台に4本のジャガードテープ・ジャガード織ゴム(ジャガードゴム)を生産できます。(画像では、2本で生産しています)
 
オレンジ色のひも(吊り糸)で、フックを上下させて、(主に)色糸の上下で、文字や柄を作ります。
 
コンピュータで、上下のパターン(以前は、パンチカード、ピックを使用)を作成して、フロッピーディスク等でジャガード織機に入力します。
 
その電気信号をソレノイド(電磁石)で、上下運動させて生産します。
 
織機は、ウエフトニードルが、緯糸を左側から送り出して、右側のベラ針で編んでいきます。
 
織機のスピードは、毎分800~1,000回転程度です。1時間に約15メートル程度の生産量です。
 

ジャガード織機 の記事(ウィキぺディア)は、こちら ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B9%94%E6%A9%9F

 

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ゴムひも(平ゴム・織ゴム・コールゴム・丸ゴム・編ゴム・平ゴムベルト・ジャガード織ゴム等のゴム製品・生産品)の長期保管方法は、曲げや応力を掛けずに、常温(できるだけ乾燥)で冷暗所に密閉保存が基本です。




1:直射日光や光にあてないようにしましょう。

  ゴムひもは、紫外線により劣化しやすいので、屋内(たんす・濃色の衣装ケースの中)で保管しましょう。(特にナイロン製品は黄変しやすいです。)





2:密閉された状態で保管しましょう。

  ゴムひもは、空気中のオゾンによって劣化しやすいので、長期保管する場合は、できるだけポリエチレン・ポリプロピレンなどのビニル袋に密閉して保管してください。

  (特にダンボール箱に保管の場合は、必ずビニル袋等で密閉してください。包装フィルムやプラスチック等に含まれているBHT等(抗酸化剤)の添加物などによりガス(昇華ガス)が発生し化学反応によりゴムひもが黄変・黄着する場合があります⇒特にナイロン製品は黄変しやすいです。)

  (ちなみに、ポリプロピレン;PPや、ポリエチレン;PEの袋自体も、長期間の紫外線照射によって黄変します)

 

3:湿気の多い所は避けてください。

  ゴム・ゴムひも製品は、多湿の場合、カビが発生するおそれがあります。(繊維製品(生地)にもカビが生じます)

  湿気の多い場所は、オゾン劣化もしやすいので注意しましょう。

 
   

4:洗濯の際、塩素系の漂白剤は使用しないでください。

  塩素系漂白剤は、ゴムひも製品を劣化させる強い作用があります。





5:高温での乾燥は避けてください。(長時間のアイロン掛けにも注意)

  ゴム糸(特に天然ゴム)に高温(120℃以上の温度)での長時間の加熱・乾燥は避けてください。劣化します。





6:天然・合成ゴム製品は、ドライクリーニングには不適です。

  溶剤で膨潤・加熱しているときに、応力がかかると天然・合成ゴム糸が切れてしまいます。

  (ポリウレタン弾性糸使用のゴムひも製品は、ドライクリーニング対応なので、ドライクリーニング可能です)

 




7:保管の際に、ゴムひも製品に応力をかけたり、無理に曲げたりしないでください。

  ゴムひもが引っ張られたままで保管したり、曲がった状態で押さえつけられると応力が掛かり劣化しやすくます。

  (ゴムひもはゴムの入り率にもよりますが、引っ張らなくても応力が掛かっているのです)

  (従って、ゴム糸の入り率の大きい製品の方が耐久性があり、長持ちします) 

  (また、ゴム糸の太い製品の方が耐久性があり、長持ちします)




8:保管の前に汚れをしっかり落としてください。

  ゴムひも製品の、(特に)海やプールでの使用後や油汚れ等は、洗濯して落として保管してください。

 

 

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ゴムひも製品・生産品(コールゴム・丸ゴム・平ゴム・織ゴム・編ゴム・平ゴムベルト等)の基本的な規格や物性については、以下の項目について測定・記録・管理をしています。
 


1:    ミリ単位で最小目盛の十分の一(0.1ミリ単位)まで測定する。
2:厚み   ミリ単位(上に同じ)
3:伸度   単位は、倍(10センチの印間長が引っ張って25センチになった場合は、2.5倍となります。)
4:目付   単位は、g/m (1メートル当たりの重量(g数))
5:入り率  単位は、% (弾性糸を使用した製品の場合、10センチのゴムひも製品を分解して、その中に9センチの弾性糸がある場合は、90%の入り率となります)  
        (一般的に入り率の大きい製品の方が耐久性が高く、スリップインもしません)
6:伸張荷重 単位は、gf (g重)(公式データでは、N(ニュートン)を使用します。) 通常は、簡便法として10センチの印間長のものが、20センチになったときの荷重(応力)⇒100%伸張時荷重、モジュラスともいいます。)
7:混率   単位は、% (素材ごとに分解して重量の割合を測定・計算します。)
8:生産性  単位は、m/時 (1時間当たりの生産量⇒月間生産量や納期の算出時に使います)

 


1~6 の規格データは、定期的に抜き取り検査をしています。
 
その他、織ゴム・編ゴム・平ゴムベルトの場合は、経糸・緯糸・DCY(ダブルカバードヤーン;カバード糸、弾性糸)またコールゴム・平ゴム・丸ゴムの場合は、組糸・芯ゴム(弾性糸)それぞれの、素材、太さ、本数、カラー、フィラメント数、インタレス等の規格情報も記録します。
 
SSカーブ(公式データ)、切断強度、耐久性(セシール法等)、染色堅牢度、難燃(防炎)、抗菌(制菌)、防臭、消臭、ホルマリン、熱収縮率(寸法変化率)等の試験については、必要な時に公的機関で試験をしています。

(一部、ゴム糸メーカー、原糸メーカーにて試験することもあります。)
 
尚、伸び(ストレッチ性)のある商品は、特に、幅や伸度については、機台・糸・弾性糸・熱仕上時の温度や張力・季節等の諸条件により多少のバラツキがありますので、許容範囲を設定しています。 

 

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ゴムひも製品(コールゴム・丸ゴム・織ゴム・平ゴム・編ゴム・平ゴムベルトの耐久性は、とても大切です。
なぜなら、何度か着用と洗濯をしただけで、伸び切ってしまう(ヘタってしまう)ような、粗悪な平ゴム・ゴムひも製品もあるからです。



ゴムひも製品(コールゴム・織ゴム・平ゴム等)の耐久性試験に「セシール法」というものがあります。
(株式会社気谷(きたに)では、定期的に、コールゴム・織ゴム・平ゴム・丸ゴム・平ゴムベルト等の耐久性試験を公的機関に依頼しています。)

この試験は、洗濯、引張、加熱等を繰り返します。(2サイクル実施)
(実際の長期間の着用・洗濯・保管を想定した試験です)
耐久性がどの程度あるかは、(各サイクル終了時に)試験後のパワーが、初期(試験前)のパワーの何パーセント残っているかを比較して判定します。

40%・80%の伸張時および収縮時において、初期の70%以上のパワーがあるかどうか(保持率)が、判定基準です。(1998年改定)
(1994年制定時は、保持率60%以上でした。)

株式会社気谷(Kitani)では、定期的にゴムひもコールゴム・丸ゴム・平ゴム・織ゴム・編ゴム・平ゴムベルト等)のセシール法等の物性試験を公的検査機関で実施しています。 

 

また、安定した品質のゴムひも製品(コールゴム・平ゴム等)を生産するように、日々努力しています。

 

「ゴム紐類耐久性試験 セシール法」 平成6年7月1日制定


判定基準
 
疲労試験後の保持率が共に60%以上とする。
 
疲労試験後の保持率が共に70%以上とする。(1998.3.23改定)
 
 
試験方法
 
【1】疲労試験(1サイクル)
a ビーカーに0.5%のマルセル石鹸を入れ、その中に資料を浸漬し沸水中で1時間加熱、処理後は水洗乾燥する
b ギャーオーブン(80℃)で24時間処理する。
c サンシャインウェザーメーター(Bパネル温度63℃・18分/120分噴霧)で8時間処理する。
  ※(別法)サンシャインウェザーメーターに替え、カーボンフェードメータで2時間ごとに噴霧器により資料を湿潤させる方法(平成6年10月高松試験室確認済み)
d デマッチャー試験機で450回伸長を繰り返す。
 
  掴み間隔6cm、伸長率2.5倍(150%)
 
【2】引張応力の測定(N=3)
a 条件   ※掴み間隔  5cm
        ※伸長率   2.0倍(100%)
        ※初荷重   無し
        ※引張速度  20cm/分
        ※繰返し回数 3回
b 測定   40%、80%の伸張時と収縮時の応力を測定する。

(初期の応力の何パーセントあるか?で判定します)


 

 耐久性に優れた高品質のゴムひも製品・生産品コールゴム・丸ゴム・平ゴム・織ゴム・編ゴム・平ゴムベルト等)のことなら、株式会社気谷(キタニ)に何でも気軽にご相談下さい。お待ちしています。

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北陸地方は、地域的に曇天率が高く、他の地域と比べると一般的に湿度が高いので、繊維産業が栄えてきました。(梅雨時と秋雨、冬の降雪時が湿度の高い時期です。)
 

(他に豊富な電力(当時の水力発電)があったことも理由としてあげられます。)



湿度が高いと、静電気が発生しにくく、糸の毛羽が少しあっても、水分で毛羽が丸まって毛羽同士がくっつきにくく、生産しやすいという利点があるからだと思います。

静電気は、動かないものには発生しません。

物体が動くことにより異種の物体同士の摩擦によって電子の電気的特性がプラスまたは、マイナスに片寄ることで、帯電します。

例えば、ナイロン・レーヨン・ウールはプラスに帯電します。
また、ポリエステル・ポリプロピレン・アクリルは、マイナスに帯電します。

だから、ジャガード織ゴム(ジャガードゴム)や、カラー織ゴム等の平ゴムベルトで、ナイロンとポリエステルの交織や、経糸・緯糸が同じでも、D.C.Y(ダブルカバードヤーン⇒FTYの1種)のカバード糸の種類が違い帯電が違う場合は、静電気が発生して、糸がまとわり付いて、糸切れしやすく、非常に生産しにくく生産効率も悪くなります。

また同種の糸であっても、金属や、ゴム製のローラー等で摩擦することで静電気が起きる場合もあります。まとわりついたりして、不良の原因となります。

(ナイロンスピンテープなどでウレタン製巻上ロールに巻きつきが起きやすいです。静電気のほかに、薄くて目付けが軽いことも要因としてあげられます。)



静電気の対策としては、加湿器等で水蒸気を発生させて、湿度を高くして空気中の水分へ電気を流して(逃がして)静電気を防ぐ方法があります。

また、糸に帯電防止剤を塗布して、吸湿性を増したり、イオン性を付与して糸の表面に電気を流して(逃がして)静電気の発生を防ぐ方法もあります。

また、高電圧の除電バーを取り付けて発生する静電気を取り除く方法もあります。
 



静電気って、本当に厄介なものですね。人間も動くので、乾燥する季節には、衣類等との摩擦で帯電して、ドアノブなどで放電してビリッときて嫌な思いをすることもありますね。

(また、静電気で、AV電子製品(液晶画面等)にホコリがついたりすることもありますね。) 

 

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ポリウレタン系合成繊維は、アメリカの一般名称では、「スパンデックス」と呼ばれていますが、日本の家庭用品品質表示法では、「ポリウレタン」の用語を用います。

(欧州等では、エラスタン繊維と呼ばれることもあります)
(天然・合成ゴムは、繊維ではないので、品質表示をしません)

(繊維とは、鎖状高分子からなり、結晶質・非晶質が経方向に配向しているものをいいます。)


(太さの単位は、デニール;d、または、デシテックス;dtex を使います)


製造原料や製造方法により様々なタイプがあります。


製造方法は、湿式紡糸法、乾式紡糸法、溶融紡糸法があります。


ポリウレタン弾性繊維は、伸縮性が大きく、ゴム糸のように5~8倍伸びますが、ゴム糸のようなキックバックはなく、ゆるやかに縮みます。

ポリウレタン ( polyurethane ⇒ 略称 PU )



特長


ゴム糸に比べて太さの細いものを製造できる。
ゴム糸に比べて紫外線や熱には強く、ドライクリーニング対応である。
染色が可能である。(ただし、色落ちや移染に注意が必要です。)
ゴム糸の数倍の強度がある。
塩素に触れると黄変や脆化をする。(長期間の紫外線でも黄変します)
天然・合成ゴム糸に比べて、高価である。
天然・合成ゴム糸に比べて、伸張時からの回復が遅い。(弾性・キックバックが弱い⇒ゆっくりもどる性質がある)



用途



単独で使用せず、多くの場合、ポリウレタン弾性繊維を芯にして、ナイロン、ポリエステル等の糸を巻きつけた、カバーリングヤーン(フィラメント・ツイスティッド・ヤーン、FTY)として、数%~十数%の混率で使用されます。⇒織ゴム・編ゴム・ジャガード織ゴム等の平ゴムベルトの場合

(コアスパンヤーン、CSYや、プライヤーン、PLYとして使用する場合もあります)

(コールゴム・平ゴムや丸ゴムでは、ポリウレタン弾性繊維は、ベア(製紐機では、巻糸を巻かずにそのまま裸で使用)で使用されます) 

 
ポリウレタンの記事(ウィキぺディア)は、こちら ↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%B3
 

 

 

 
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ポリプロピレン繊維は、衣料用繊維(1%程度)としてよりも、産業資材、生活資材分野等(カーッペット・不織布)での使用が多い繊維です。 (融点が低く溶けやすい、染色できないというデメリットが主な理由です。)
最近の地球環境保護の立場から、ポリプロピレン繊維が見直されています。
(生産コストが安価、リサイクル時の融点の低さ、焼却時にダイオキシンの発生はなく、有害ガスの発生が少ない等)

ポリプロピレン( polypropylene ⇒ 略称 PP )

 
特長
 
比重が0.91と非常に小さく、水に浮く
疎水性が高い。(全く水を吸わないというくらい⇒乾きやすい)
耐熱性が低い。(融点は、160~170℃)
染色できない。(ただし原着のカラー糸はあります)
耐光安定性に問題がある。(黄変しやすい)

(漂白剤とドライクリーニング溶液の繰り返し使用により酸化防止剤の効果が薄れ、酸化発熱のおそれがあります)
 
 
用途
 
不織布として、おしぼり。また。紙おむつ、ナプキンなど(PP・PEの芯鞘繊維で、熱融着でシート状にする場合もあります。)
産業用として、カーペット等
コールゴム・平ゴムの一部(水着・マスク用)
丸ゴムの一部(PPコードゴム
組ひも・テープの一部(PPひも綾竹等の産業資材用)  

 
ポリプロピレンの記事(ウィキぺディア)は、こちら ↓ 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%94%E3%83%AC%E3%83%B3

 

 

 

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ナイロン(NYLON)は、1935年アメリカのデュポン社の研究員カローザスによって開発されました。

世界初の合成繊維でした。
当時は、「石炭と空気と水から作られた、蜘蛛(くも)の糸より細く、絹よりも美しく、鋼鉄よりも強い」と云われました。(現在は石油から作られます)

ナイロン(NY)とは、アミド結合( -CO-NH- )によって長く連続した鎖状高分子を紡糸して繊維化した「ポリアミド系」合成繊維の総称です。 

ナイロンには、いろいろな化学組成のものがありますが、衣料用として量産されているのは、”ナイロン66”(融点約265℃)と”ナイロン6”(融点約215℃)です。

アメリカでは、主に”ナイロン66”が生産されていますが、日本では”ナイロン6”が生産されています。(どちらも比重1.14で、性質は似ています。)
主な製法は、”ナイロン6”は、εーカプロラクタムの開環重合、”ナイロン66”は、アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの重合によって作られます。

 


特長

 

引張強さ、耐屈強性に優れている。

耐摩耗性がよい。

汚れが落ちやすく、速乾性がある。

油類、カビ、細菌、酸・アルカリ、海水にも強い。

弾力性に富み、シワになりにくい。

染色性に優れている。

耐熱性が弱い。(熱可塑性がある⇒熱セットをして反対方向に撚りをかけてウーリーナイロンをつくります)

黄変しやすい。(紫外線等)


 

用途

 

衣料用(スキーウエア等のスポーツウエア・カジュアルウエア・靴下・パンティーストッキング・ランジェリー、婦人肌着・水着・雨衣・芯地・裏地)

産業資材(カーペット等のインテリア・カーシート・タイヤコード・エアバッグ・コンピューターリボン・ホース・網・釣り糸・工業用縫糸等)

スポーツバッグ等のかばん用

平ゴム・織ゴム・丸ゴム・コールゴム・江戸打ひも・テープ・平ゴムベルト
 

 

 
ナイロンの記事(ウィキぺディア)は、こちら ↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B3

 

 

 

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ポリエステル繊維(polyester)は、1941年に、イギリスのウィンフィールドとディクソンによって開発された繊維です。
 
日本では、1958年に帝人と東レがイギリスICI社より技術導入して、生産を開始しました。
(商標は、テトロン)
 
ポリエステル繊維は、家庭用品品質表示法では、「単量体相互の結合部分が主としてエステル結合(-CO・O-)による長鎖状合成高分子からなる繊維」と定義されています。
 
この定義や、JISの繊維用語の定義に従えば、通常のポリエステル(PET:ポリエチレンテレフタレート)以外に、PTT(ポリトリメチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、ポリ乳酸繊維などが、含まれます。
 
PETは、ペットボトルに使われている樹脂で、これを繊維化したものがポリエステル(PET)繊維で、ポリエステルは、化学繊維の中で、もっとも多く生産されている繊維です。
(強度・耐熱性などに優れ、経済性にも優位性があります)
 


 
特長
 
強度・磨耗に非常に強い(ナイロンに次ぐ強度)
弾性力があり、ハリ、コシ、がある(シワ回復性に優れている)
熱伝導率が小さい
熱可塑性がある(プリーツや折り目は洗濯してもとれない)
抵抗力が強い(油類・カビ・虫・細菌などに影響されず、耐薬品性がよい)
耐熱性が高い(融点が約260℃)
吸湿性が低い(疎水性があり乾きやすい)
毛玉(ピリング)ができやすい
染めにくい(一般的に130℃程度の高温・高圧で、分散染料を使用)
長時間日光にさらしても強さはほとんどかわらない
 
 


用途
 
そのままで織物や編物・組物(組ひも・テープ)として利用。またゴム糸とともに使用(織ゴム・編ゴム・平ゴム・丸ゴム・コールゴム・ゴムひも・平ゴムベルト・エクステ用糸ゴム
混紡や撚糸、かさ高加工等により加工糸織物にされます
ポリエステル65%綿35%の混紡織物(T/C)は、ワイシャツ・ユニフォームなどウォッシュ・アンド・ウエア(繰り返しの洗濯)分野で大量に使われています。
異型糸(光沢・風合いの変化)や、超極細繊維(人工皮革・高密度織物用)も作られています 
 


 
製法
 
PETの場合、テレフタル酸とエチレングリコールの縮重合により作られます。(溶融紡糸)

 
ポリエステルの記事(ウィキペディア)は、こちら ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB 

 

 

 

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レーヨン(rayon)は、世界で最初に作られた化学繊維です。

再生セルロースからなる人造繊維をレーヨンといいます。

ビスコースレーヨンのみを指していうこともあります。現在、ビスコースレーヨン、キュプラがあります。
 
絹に似せて作った再生繊維で、人絹(じんけん;人造絹糸)と昔は呼ばれていました。

テープルァイバーは、スフと呼ばれます(短繊維))
 

(成分は、綿や麻と同じセルロース(繊維素)で構成されていますので、土中で自然に分解され土に還るエコロジー繊維です)
 
1884年にフランスのシャルドンネ伯が、硝酸セルロースを作ったのが始まりです。
 
ただ、硝酸セルロースは、燃えやすい危険なものでした、
 
1905年に、イギリスのコートルズ社からビスコース法によるレーヨンが生産されました。
 
木材パルプやコットンリンターなどのセルロース部分を水酸化ナトリウムなどでアルカリ処理して、ビスコースにして、凝固液の中に押し出して紡糸します。(湿式紡糸)
 
凝固液に紡糸された糸は、外側は、凝固液により急速に凝固が進み、内側はゆっくりと進むため、表面層(スキン)と内層(コア)では構造が異なり、物性・染色性が違います。
 
レーヨンは、独特の光沢のあるのが特長で、キュプラ(商標;ベンベルグ)もレーヨンの仲間(銅アンモニアレーヨンの一種)です。
 


 
特長
 
吸湿性・放湿性がある(化学繊維の中では最も大きく、綿よりも優れている)
独特の光沢感があり、ドレープ性にも優れている
熱軟化・熱溶融しない
燃やしても有害物質の発生がほとんどない
摩擦に強い
よく染まる(直接染料・反応染料によく染まり、深みのある鮮明色が得られる)
制電性に優れている(摩擦制電性は、綿の1/3、ナイロン、ポリエステルの1/10で、帯電しても静電気が早く逃げる)
擦れると白色化しやすい
水で縮みやすく、シワになりやすい(膨潤収縮)
水濡れに弱い(強度が三分の一に低下する)
 
 


用途
 
衣料用(ブラウス、婦人・子供服地、和装小物、高級な裏地、婦人肌着)
インテリア・寝装用(カーテン・椅子張り、壁紙、襖紙、寝具)
衣料副資材・産業用(組ひも・丸ゴム・平ゴム・織ゴム・コールゴム・平ゴムベルト等、レザー基布、粘着テープ基布)
その他(ウェットテッシュ、ワイパー、化粧用パフ、フェイスマスク、包装紙、手芸糸、風呂敷、パップ剤基布、防草剤(マルチシート))
 


レーヨンの記事(ウィキペディア)は、こちら ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%B3

 

 

 

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アクリル繊維(acrylic fiber)はアクリロニトリルを主原料とした繊維です。
 
1950年にデュポン社が初めて工業生産を開始しました。
 
アクリル繊維は、比重が1.14~1.17と軽い繊維です。

ふんわりと柔らかく、温かな肌触りは合成繊維の中で一番ウールに似た風合い・肌触りを持っています。

この「ふんわり」とした感じを『かさ高性」とか『パルキー性」と呼んでいます。
 


 
特長
 
強度が強い。(ウールよりも強く、摩擦や引張りに対しても耐久性があります)
耐光性が非常に良い
発色性が非常に良く好みの色に染められる
染色堅牢度が非常に良い
繊維自体の抵抗力が強い(薬品に強く、カビや虫害を受けない)
熱可塑性がある(熱セットすることで、伸び縮みや型崩れ、ゆがみを避けることができます)
吸湿性が低い(水に濡れても乾きやすい)
ウールよりも軽くて、かさ高い風合いがある。
保温性がありふっくら暖か
羊毛と同様に弾性回復率がよく、シワになりにくい
ピリング(毛玉)が発生しやすい
 


 
用途
 
ジャージ、セーター、靴下などのニット製品・服地
毛布、ぬいぐるみ玩具等
カーテン・カーペット
ヘアーピースなどの洋風かつら
組ひも類(アクリルカラーコード・アクリルベルト・アクリル綾テープ・カラーひも・スピンドルコード

 

 

 

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綿(cotton)の木は、「あおい科わた属」で栽培は、年1回、熱帯・亜熱帯地方の世界のおよそ90ヶ国で生産されています。
 
現在日本の衣料繊維の消費量の約40%を占めています。
 
綿繊維は、種子の表皮細胞が成長したものです。繊維を内部に含んだものをコットンボールと呼びます。繊維が水分を失い乾燥すると、コットンボールの表面の表皮がはがれて顔を出します。
 
綿繊維の太さは、0.01~0.02ミリ、長さは、20~40ミリ程度です。微細繊維で、吸湿性が高く、断面は、中空で扁平になっています。
 
また、天然の撚りがあるので、紡績して糸にするとしっかりと絡み合います。

綿繊維は、セルロース分子からなり、その平均分子量は約30~50万の天然高分子化合物である。

セルロースは、β-グルコースが、1,4-グリコシド結合した長鎖状の多糖類であり、セルロース分子が多数集合したミクロフィブリルが、さらに並んで繊維を作っている。綿繊維は、その98%がセルロースである。
 


特長
 
吸湿性があり、放湿の時に気化熱を奪い(夏は、)涼しく感じる。
微細繊維・先端が丸みを帯びているので、肌触りは柔らか
適度な保温性があり、(冬は、)暖かである。
静電気が起きにくい
強度があり、洗濯・漂白が容易である
染色性が良好であり、発色性に富んでいる
洗濯で収縮し、シワになりやすい
水・アルカリに強い
 


用途
 
良好な吸水特性を生かして、タオル・Tシャツなどに使用されています。

綿糸は、多量に供給されているために、価格的にも安定しているので、いろんな服(ニット製品・織物製品)に使用されています。⇒代表的なものに、ジーンズなどがあります。

ポリエステルとの混紡(T/C)で、Yシャツや、ブラウス等の生地に使われています。

最近。3年以上合成化学物質を使用しない農地で、合成化学肥料を使わずに栽培した綿花「オーガニック・コットン」が生産されており、女性用生理用品や子供用の服が作られています。

組ひも・テープ

 

 

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天然ゴム糸や、合成ゴム糸の太さは、番手(記号は、#)を使います。
 

(ポリウレタン弾性繊維の太さは、長繊維なので、デシテックス(記号は、dtex、または、T)を使います)

1インチ幅(25.4ミリ)の板状のゴムが、何本に均等に分かれているか?ということです。

例として#20(20番手)というのは、1インチの20分の1ということなので、

25.4 ÷ 20 = 1.27 ミリ幅

と、いうようになります。

(番手数が大きいほど、細いゴム糸になります)


同じ「番手」という漢字を使いますが、糸の太さの「番手」とは違った表現方法です。

また、製造方法は、
帯状のゴムを、スリットして(くっついたままの帯状です⇒”さきいか”を裂くように軽く引っ張ると裂かれて分線します)作る場合(角ゴム)と、
(縦方向に均一に)溝のついた板状のゴム(引っ張ってはがれて、分線すると丸ゴムになる⇒丸ゴム)という、(断面が、円形・四角形の)丸ゴム、角ゴムの2種類があります。

そして、太さと本数の表示は、1例として、40番手のゴム糸で12本がくっついている場合(12コール)は、

#40 - 12C

と、表示します。

また、ゴム糸の色については、製造メーカーにより、白、ブルーホワイト(薄い水色)、黒、茶等の色があります。

 

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短繊維の太さの単位は、主に2つあります。
恒重式番手なので、番手数が大きいほど、太さは細くなります。
(恒長式番手は、逆で、番手数が大きいほど、太さは太くなります)

1:メートル番手(mm)[共通式番手]
  糸の重さ1,000gに対して、糸の長さ1,000mのものを1番手、2,000mのものを2番手として
  います。
  ウールの毛糸や、アクリルスパン糸、アクリル混紡糸に用いられます。

  表示例;20番単糸 → 1/20 mm
        20番双糸 → 2/20 mm


2:英国式綿番手(s)
  糸の重さ1ポンド[単位;lb](453.6g)に対して、長さ840ヤード[単位;yd](768.1m)の
  ものを1番手、1,680ヤードのものを2番手としています。
  綿糸や、絹紡糸、スフ糸、ポリエステルスパン糸、ポリエステル混紡糸に用いられます。

  表示例;20番単糸 → 20 s/1
        20番双糸 → 20 s/2 



換算式

①英国式綿番手 ⇒ デニール・デシテックス番手 の場合

  (デニール番手) = 5,314.84 ÷ (英国式綿番手)

  (デシテックス番手) = 5,905.4 ÷ (英国式綿番手)


②メートル式番手 ⇒ デニール・デシテックス番手 の場合

  (デニール番手) = 9,000 ÷ (メートル式番手)

  (デシテックス番手) = 1,0000 ÷ (メートル式番手) 

 

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糸の太さは、細くて柔らかくつぶれやすいので、ノギスやシックネスゲージでは、簡単に測定できません。
(測定時に挟まれて、糸の断面が変形してしまい正確に測ることができない可能性があります。)

恒長式番手の場合は、単位長あたりの重量で、太さをあらわします。

(糸の素材の密度の違いによって番手が同じでも、見た目の太さ[断面積]は、違うことがあります)



糸の太さの単位は、生糸やレーヨン、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタンなどの合成繊維(長繊維)の場合、以前は、デニール:単位 dまたは、D(denier)を使用していました。



デニールは、9,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。単位の名称は、フランス語のdenier(貨幣)に由来します。

(例えば、9,000メートルで、150グラムの糸の場合、太さは、150デニールとなります。)



最近では、デシテックス(dtex)または、(T)を使用するようになりました。

デシテックスは、10,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。。単位の名称(tex)は、英語のtextile(織物、布)に由来します。
(例えば、10,000メートルで、167グラムの糸の場合、太さは、167デシテックスとなります。)



したがって、dtex = (10,000 ÷ 9,000) x d



デニール表示の 10/9 = 約1.11倍 がデシテックス表示の数字となります。



尚、デシテックスの”デシ”は、十分の一の意味です。



また、テックス(tex)は、国際単位系(SI単位)の暫定併用単位とされており、国内では、日本工業規格(JIS)により規格化されています。

 

 

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