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糸の太さの単位①(長繊維の場合 恒長式番手)

糸の太さは、細くて柔らかくつぶれやすいので、ノギスやシックネスゲージでは、簡単に測定できません。
(測定時に挟まれて、糸の断面が変形してしまい正確に測ることができない可能性があります。)

恒長式番手の場合は、単位長あたりの重量で、太さをあらわします。

(糸の素材の密度の違いによって番手が同じでも、見た目の太さ[断面積]は、違うことがあります)



糸の太さの単位は、生糸やレーヨン、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタンなどの合成繊維(長繊維)の場合、以前は、デニール:単位 dまたは、D(denier)を使用していました。



デニールは、9,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。単位の名称は、フランス語のdenier(貨幣)に由来します。

(例えば、9,000メートルで、150グラムの糸の場合、太さは、150デニールとなります。)



最近では、デシテックス(dtex)または、(T)を使用するようになりました。

デシテックスは、10,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。。単位の名称(tex)は、英語のtextile(織物、布)に由来します。
(例えば、10,000メートルで、167グラムの糸の場合、太さは、167デシテックスとなります。)



したがって、dtex = (10,000 ÷ 9,000) x d



デニール表示の 10/9 = 約1.11倍 がデシテックス表示の数字となります。



尚、デシテックスの”デシ”は、十分の一の意味です。



また、テックス(tex)は、国際単位系(SI単位)の暫定併用単位とされており、国内では、日本工業規格(JIS)により規格化されています。

 

 

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