平ゴムとは、丸ゴムに対しての表現であり、帯状・テープ状のゴムひものことを言います。
(ここでは、ゴム糸の丸断面のもの(丸ゴム糸)や、四角断面のもの(角ゴム糸)、ゴムシートとは違い、ゴム糸を糸で織ったり、編んだり、組んだりして製造される繊維資材のゴムひものことを説明します)
平ゴムについては、コールゴム(組ゴム)・編ゴム・織ゴムと大きく分けて3種類あります。
それぞれ、表面の組織が異なっています。
コールゴムは、一般的に、3ミリ程度~15ミリ程度の製品が多いです。
織ゴム・編ゴムは、15ミリ~80ミリ程度(以上)の製品が多いです。(平ゴムベルトとも言います。)
(さらに広い80ミリ~100ミリ~250ミリ~それ以上の超広幅ストレッチベルトもあります。)
コールゴムは、小ロット生産が可能です。(組糸の管を本数分巻けば十分です。)
織ゴム・編ゴムは、一般的には整経といって経糸をビームに巻く工程が必要なので、糸本数が多く必要で、小ロットの生産の場合、は高コストとなります。
コールゴムは、製紐機で糸を組みながら生産していきます。1台に1本のコールゴムを掛けます。
4コール(ゴム糸が4本)、6コールと専用台に掛けます。組糸、ゴム糸が太くなると、幅が広くなります。
織ゴムは、ニードル織機で、経糸の中に等間隔でゴム糸を入れて緯糸で織りながら(片側からウエフト ニードルで緯糸を送り反対側の片耳をベラ針で編みながら筬打ちして)生産していきます。
織ゴムの場合は、1台の織機に2~6本程度の織ゴムを掛けることができます。(例:4本掛け⇒4本、機械により違います。)
編ゴムは、ラッセリーナ、コメットという経編機で、経糸をひげ針で編みながら生産していきます。
編ゴムの場合は、1台の編機にサイズによって自由に掛けることができます。緯糸の振り幅さえあれば、例えば、30ミリならば10本掛け以上も可能です。
編ゴムの特長は、表と裏で編組織が違うことです。
また、編ゴムは、織ゴムと比較すると、速乾性に優れ、中折れしにくいです。
このように、平ゴム(平ゴムベルト)には、種類があります。用途によって、適した製品を選びましょう。
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