短繊維、長繊維の違いとは

衣料用の繊維には、短繊維(staple fiber)と長繊維(long fiber)があります。

 

(1)短繊維は、比較的短い、有限の長さをもつ繊維で、天然繊維の場合、コットンリンターのように数ミリのものから、靱皮繊維のように1m程度の長さのものまであります。

短繊維は梳毛工程によって同一方向に引き揃えられ、その後引っ張りながら細くしスライバー状にします。

その後紡績工程により撚りをかけて紡績糸(spun yarn)にします。

短繊維の代表的なものは、綿糸(コットン)、羊毛(ウール)です。

 

(2)長繊維は、天然繊維の場合、生糸(約1200~1,500m)のように長い繊維の糸を必要本数合わせ撚りをかけて糸とします。(絹糸)

長繊維の代表的なものは、絹糸(シルク)です。

 

化学繊維の場合、長繊維は紡糸などをして糸を作ります。

化学繊維を短繊維にする場合は、紡糸した後に紡績工程などの後工程に適合する長さに切断します。

その長さは、天然繊維とほぼ同様であるが、数十から数百ミリにする場合が多いです。

化学繊維の短繊維(ステープルファイバー)には多くの場合、捲縮(クリンプ)が付与される場合が多いです。

 

 

短繊維の特徴

一般的に糸の体積が大きくなり、空気を多く含むので、保温効果のある布を作ることができる

毛羽が出ている糸なので、紐(ひも)・ロープにした場合、結び目が解けにくい

 

長繊維の特徴

一般的に極細の糸は、長繊維でできています。(厚みの薄い布の場合は長繊維の糸を使用します。)

光沢・ツヤ・輝きのある布を作ることができる

短繊維長繊維の糸のそれぞれに良さや特徴があるので、用途によって使い分けて布製品や紐などの製品に使われています。

 

 

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