染色堅ろう度とは(染色堅牢度:color fastness)

平ゴム(織ゴム・編ゴム・コールゴム)丸ゴム、また組紐などのゴム紐(ひも)の繊維製品の場合、当社で出荷する製品のほとんど(約7~8割)が、生成(きなり:糸そのままの色)です。

ポリエステル糸の黒色の場合は、原着糸(カーボンまたは黒の染料:紡糸する際に炭素や染料を練り込んだ糸など)を使用する場合がほとんどです。(ナイロン糸、アクリル糸の場合は、後染めが多いです。)

その他は、先染糸(糸から先染したもの)を製織・製編・製組したり、また、後染め(製品染め)をします。

染色した製品の場合、時には、洗濯の染色堅ろう度や、耐光性や摩擦の染色堅ろう度をお客様から聞かれることがあります。

その時は、「Qテック(一般財団法人日本繊維製品品質技術センター)などの(公的検査機関で調べているので)、4級以上あるので通常使うぶんには大丈夫です。」と答えています。

繊維製品製造関連の私達は、(染色堅ろう度が悪く)色落ちすることを、色泣き(ブリード)するという場合もあります。

 

堅ろう」とは、「堅牢」と書き、繊維製品の使用、保管中に受ける、いろいろな物理的・化学的作用、例えば光、汗、洗濯、摩擦、アイロンなどの外的条件に対する丈夫さ(抵抗性)を意味します。特に、染色物、あるいは顔料で着色された(顔料捺染、原液着色)繊維製品の抵抗性を染色堅ろう度といいます。

繊維製品は、染色工程や使用、保管中に日光、電灯の光、風雨、洗濯、汗、摩擦、水浸漬、塩素・酸素(漂白)、海水、ドライクルーニング、アイロン(乾熱)、蒸気(湿熱)などの作用により、変色または退色する場合があります。

日本においては、日本工業規格(JIS)によって、試験方法や重要な標準、機器、判定方法が規定されています。

国際的には、各項目の染色堅牢度試験法として国際標準化機構(ISO)で定められています。

 

主な、染色堅ろう度試験を以下に紹介します。

耐光堅牢度 (日光、紫外線カーボンアーク灯光、キセノンアーク灯光)

洗濯堅牢度

ドライクリーニング堅牢度

塩素処理水堅牢度

汗堅牢度試験

水堅牢度試験、熱湯堅牢度、海水堅牢度、

摩擦堅牢度

塩素漂白堅牢度、過酸化漂白堅牢度

水滴下堅牢度、酸滴下堅牢度、アルカリ滴下堅牢度

蒸熱堅牢度、高温蒸熱処理堅牢度、乾熱処理堅牢度

有機溶剤堅牢度、有機溶剤摩擦堅牢度

 

染色堅ろう度(染色堅牢度)は、染色物の変退色(色あせ・色落ちすること)と貼付白布への汚染(色移り:移染)の2種類で評価され、1級から5級(耐光性堅ろう度のみは8級)の等級値(グレード)で示されます。

(添付白布には、綿、絹、ナイロン、ポリエステルなどの種類があり、繊維の種類や汚染性などがJIS規格で定められています。)

等級値1級が最も堅ろう度が低く、等級値(グレード)が高いほど堅ろう度が高い(色あせ・汚染しにくい)です。

一般的には、染色堅ろう度の等級値(グレード)は1級から5級までを半階級刻みで表します。数値が大きいほど良い結果を表し、5、4-5、4、3-4、3、2-3、2、1-2、1の順で低くなります。

 

目視による判定の際には基準物「グレースケール」を使います。

「グレースケール」や「判定の際の照明の条件」などもJIS規格で定められています。

 

変退色および汚染の等級評価は、目視による視感判定が多いです。

しかし、最近では、色差と色濃度値差の測定による機器判定も行われています。

 

ゴム紐の染色染色堅ろう度(染色堅牢度)のことなら、何でも気軽にご相談ください。お待ちしています。

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