気谷は「中小企業IT経営力大賞2013」のIT経営実践認定企業になりました。

IT経営実践認定企業(2013)

㈱気谷中小企業IT経営力大賞2013IT経営力実践認定企業の102社の1社となりました。(2011年に次いで2度目の受賞です)

石川県からは2社が選ばれました。

 

中小企業IT経営力大賞とは(以下、経済産業省「IT経営ポータル」のサイト記事より抜粋)

「中小企業IT経営力大賞」とは、経済産業省が関係機関の共催・協力のもとに主催する平成19年度に創設された表彰制度です。優れたIT経営を実現し、かつ他の中小企業がIT経営に取り組む際の参考となるような中小企業・組織にはロゴマークの使用が認められます。

 

中小企業IT経営力大賞の趣旨

少子高齢化による人口減少やグローバル化の進展など、我が国の経済・社会を取り巻く環境は大きく変化しています。このような環境下においても、持続的、安定的に経済成長を続けていくためには、企業の生産性の向上、競争力の強化が必要とされています。特に、我が国の経済基盤を支えている中小企業が生産性を向上し、競争力を強化していくことは、地域経済の活性化の観点からも、喫緊の課題であります。

このような状況の中、企業を取り巻くビジネス環境は、インターネットに代表される情報技術(IT)の進展によって、急速に変化しています。ITを新しいビジネスツールと捉え、従来のように、業務の効率化など、守りの分野のみに活用するのではなく、下請からの脱却、多品種・少量・短納期への対応、業務の可視化による戦略経営の推進など、攻めの分野にも活用し、経営力を高めていく取組を積極的に展開している企業が次第に増えています。このような企業の取組を「IT経営」と称しています。

そこで、経済産業省では、優れたIT経営を実現し、かつ、他の中小企業がIT経営に取り組む際に参考となるような中小企業の事例を発掘し、その中でも先進的な事例をIT経営実践認定企業・組織として認定し、更に優れたものを、経済産業大臣等が表彰する「中小企業IT経営力大賞」を平成19年度に創設し、平成24年度は、「中小企業IT経営力大賞2013」を実施します。

※「IT経営」とは、経営戦略・経営革新の実現のために、次に例示するような、ITを高度に活用する経営スタイルを指します。

◯業務プロセスの再構築にITを活用した顧客満足や生産性の向上

◯ITを活用した事業継続やサプライチェーンの維持などリスク分散化等災害対応力の強化

◯取引・顧客情報などを利用した営業・マーケティングの改革、新製品や新サービスの開発

◯ネットワークインフラ整備による社内、遠隔地、モバイル環境でのコミュニケーションの充実

◯ノウハウの蓄積・共有による人材の強化、ビジネス付加価値の向上

◯業務プロセス全体の可視化によるマネジメントの高度化

◯ITの活用による新たなビジネスモデルの構築

◯その他、ITの活用による企業競争力強化など

 

受賞企業はこちらです。(「IT経営ポータル」のサイト:気谷も掲載されています。)

http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/it-keiei/award/2013/announcement.html

 

以下に気谷のIT経営の事例紹介をいたします。⇓

http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/it-keiei/itjirei/case2013/case_kitani-gomu.html

(IT経営ポータルのサイトの気谷の事例紹介より抜粋)

●IT経営の導入の目的と背景

日本の繊維業界は、世界的金融危機の影響や天然ゴムの価格高騰もあり輸入浸透率が99%を超えるまでとなりました。顧客の嗜好は変化・多様化し、国内外ともに安価な製品が増え、需要の低迷および価格競争が激化。同社でも業態変化・売上増を迫られていました。そのためにIT化による情報の共有化や提案型営業の導入、品質による差別化、問題発見や対策を早めることをめざしました。またアパレル産業のニーズが減少し別業界の顧客を獲得すること、新規開発商品「ストレッチ性転写プリント」を拡販することという命題もありました。

IT化の概要

□ネット販売を皮切りにweb営業ツールを順次開設
2006年に新規顧客の獲得・売上増をめざし、会社案内サイトを導入、ネット販売を開始しました。その後ブログ、商品紹介サイト、ツイッター、facebookページを開設。“社内ブロガー”も増員しました。高松物流センター、不動産部門のサイトも別途開設し、2010年からは関連会社で一般消費者向けの手芸用ゴム紐販売サイトを開始し、徐々に売上が増大。グラフやデータ等でゴム紐の品質の重要性と耐久性、着用感について解説し、繊維やゴム紐の用語についても説明しています。

□顧客からのオーダーにより客先とする業界が拡大
「多品種・小ロット・短納期」の生産体制を活かし、顧客の悩みや要望から開発した商品の事例を紹介。その結果、包装資材(ギフトバンド、ラッピングバンド、自動梱包機用ゴム紐)、医療資材(マスク用ゴム、腰痛ベルト用平ゴム)など従来の顧客とは別業界からのオーダーが増加しました。

□小売店や一般消費者向けの商品が拡大
インターネット経由のお客様からの要望により、オーダーメイドのラッピングバンド(プリント加工・リング加工有り)や平ゴムタイプのプリント腕章・キャプテンマーク(サッカー)など小売店向け、一般消費者向けの新しいビジネスモデルも開拓。縫製部門でも、サンプルや小ロットの縫製が可能であることをアピールし、社内デザイナーによるオーダーメイドユニフォームを販売開始しました。またそれらの情報を社内クラウドで共有し、縫製加工部門や不動産部門にも応用した結果、ネット経由の顧客が増加しています。

 

IT経営推進における取組み

経営者が当社のあるべき理想像について、朝礼やミーティングなどで継続的に社員に伝え、社員が賛同して一体となりIT経営を推し進めました。具体的には中小企業診断士のアドバイスやIT経営応援隊の経営者研修事業(1日コース)への参加、経営応援隊事業の専門家派遣事業を利用したITコーディネータによる社内セミナーの開催といった方策を実施。その成果としてサイト開設や運営、アクセス増加や受注増加につながりました。またSWOT分析、経営戦略を立案し、1年後に事業の見直し・修正を実施。外部の専門家の力添えや支援団体からの継続的なバックアップにより社内ではどうしても越えられなかった壁を超えることができました。

導入効果

□インターネット販売の売上が飛躍的に増大
全体の年間売上高は約1.7倍になりました。なかでもインターネット販売部門(ゴム紐)の売上は約17倍増加しています。また気谷高松物流センター(縫製加工部門)のサイト経由の売上は0円から716万円に、個人向けに開始した関連会社のサイト売上は0円から357万円へと成長しました。
□社員のスキルアップにより、顧客満足度が向上
情報の見える化・共有化により業務効率が上がり、社員の連携力も向上。納期・見積の返答やリードタイムが短縮し、顧客満足度につながりました。
□知名度が上がり売上増に寄与
Webで広く情報発信をすることにより知名度が上昇。売上の増大を支えています。

 

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