上の画像は、気谷のコールゴムのボビン巻の画像です。
円柱状(筒状)の紙管の両端に円盤状のスプールを取付けたものをボビンといいます。
最近のボビンは、紙とプラスチック部品で組み立てて作ります。(ボンド付けして外れないようになっています。以前は金属製の金具が使用されていましたが、検針器で金属探知ができないためほとんど使われ内容になりました。)
細巾のコールゴム(平ゴム)やウーリースピンテープ、丸ゴムなどを巻き上げる時に使用します。
気谷の使用するボビンは、高さが約15cmです。
スプールの直径は、製品(ゴム紐)の幅や厚みによって数種類あります。
画像のボビンのスプール(ツバ)の直径は、約10cmです。
ボビンの中心の穴に棒状のものを差し込んで簡単に引っ張りながら(ローリングにて平ゴムにねじれのないように)解舒することができます。
上部の画像は、半自動巻上機でコールゴムをボビンに巻き終わった時の画像です。
足踏み式でスイッチが作動して自動で綾振りしながら規則的に巻き上げます。
巻き終わったあとは、品番や仕立長等をハンコ(ゴム印)で押印したり、またはシールで貼り、ビニル袋に詰めて完成です。