平ゴムのリング加工について
リング加工とは
ニッソーでは、コールゴム・織ゴム・編みゴムなどの平ゴムをご希望の長さでリング状に専用ミシンで縫製いたします。衣料用としてウエストや袖口用に使用したり、包装資材としてラッピングに使用されたりしています。
加工できる原反規格と縫い方について
1．リング加工をできる原反の巾は、5mm巾～50mm巾が目安になります。
（1）コールゴム 6コール（約5mm巾）～16コール（約15mm巾）
※4コールは幅が細いのでミシンでのリング縫製はできません。手結び等での対応になります。
（2）織ゴム・編みゴム
10mm巾～50mm巾までリング縫製することが可能です。
（3）円周のサイズは、16cm以上なら縫製可能です。（16cm未満はミシンの構造上縫製できません）
2．縫い方の見本は下記のとおりです。
コールゴム（写真を参考にしてください）
（1）デカ縫い耳あり ➡ 一般的な縫い方でコストも少し安くなります。
（2）3点千鳥耳なし ➡ ラッピング用によく使われている縫い方です。何度も引っ張るとゴム糸が抜ける場合がありますので消耗品に適しています。
（3）4点千鳥耳なし ➡ ラッピング用に使われるしっかりとした縫い方です。何度も引っ張るとゴム糸が抜ける場合がありますので消耗品に適しています。
（4）3点千鳥耳あり ➡ 耳（縫い代）があるので、何度か引っ張てもゴム糸が抜けにくい縫い方です。
（5）4点千鳥耳あり ➡ 耳（縫い代）があり、ゴム糸がしにくいしっかりとした縫い方です。
カジュアルゴム（写真を参考にしてください）
（1）3点千鳥耳なし ➡ カジュアルゴムでは、一般的な縫い方です。
（2）4点千鳥耳なし ➡ カジュアルゴムでは、一般的な縫い方ですが重なり部分が少し厚くなります。
（3）4点千鳥付合せ ➡ 付合せの部分の厚みは薄いですが強度が少し落ちます。
（4）縫製サテン ➡ 付合せ縫製後、サテンリボンで2重に縫います。見た目・強度とも優れていますが若干コストアップになります。
織ゴム・編みゴム（写真を参考にしてください）
（1）3点千鳥耳なし ➡ 一般的な縫い方です。コスト重視
（2）4点千鳥耳なし ➡ 一般的な縫い方です。コスト重視
（3）3点千鳥耳あり ➡ 強度あり。品質重視。コスト若干アップ
（4）4点千鳥耳あり ➡ 強度あり。品質重視。コスト若干アップ
発注の仕方・発送方法について
発注の際は下記の流れでお願いします。
（1）原反の選択（原反品番）コールゴム、織ゴム、編みゴム、カジュアルゴムなどを選択します。
（2）規格の選択
原反の巾、カラー、リングのサイズ（円周、または折径など）を決定する。
（3）縫い方を決定
「3点千鳥耳なし縫い」などの縫い方を指定する。
（4）発注数量（発注ロット）・希望納期の確認
発注数量・希望納期をご確認ください。
（5）見積提出
条件に合わせて御見積書を送ります。
（6）正式発注・お支払方法のご確認
内容をご確認いただき、正式発注・お支払方法の指定をお願いいたします。
（7）生産開始
予定に合わせて生産をスタートいたします。
（８）製品アップ・発送
製品が出来上がりましたら、代引、またはご入金を確認後、発送いたします。
別注加工・別注規格・その他 お問い合わせはこちらまで
ゴムひも・織ゴム・編みゴム・組みひもに関することなら、何でもお気軽にお問い合わせください。
別注加工・別注規格・別注色・大量購入希望など、商品についてご不明な点がございましたらこちらまでお気軽にお問い合わせください。
ニッソー株式会社
担当：吉本 勇人（アシスタント：沢野）
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