コールゴムの「コール」とは？
コールゴムは、一般的に、4コール、6コール、8コール、10コール、12コール…と呼ばれていますがこの「コール」とはどのような意味があるのでしょうか？
「コール」とは、中に入っているゴム糸（天然ゴムやポリウレタン弾性糸）の本数を言います。ゴム糸にはいろいろな太さがあるので、太い糸やゴム糸を使って製品を作ると巾は広くなり、厚みが厚くなります。決して巾のミリ数ではないのでお間違いなく。
一般的なサイズはというと
4コール：3mm～5mm
6コール：4mm～6mm
8コール：5mm～8mm
10コール：7mm～10mm
12コール：8mm～12mm
16コール：11mm～15mmくらいが目安です。
【※注】使用する原材料の太さ、製品の伸び率設定により巾のサイズは変わります。
写真の「筋」になっているところに、ゴム糸が入っています。４コールは4本、6コールは6本、8コールは8本…という具合です。
同じ6コールでも、ゴム糸や側糸の太さが変わると製品の幅も厚みも変わります。もちろん、引きの強さ（パワー）や伸び率も変わりますので用途に合わせて使い分けることが大切です。
天然ゴムの断面は、四角いタイプと丸いタイプがあります。ニッソーでは、断面の丸いタイプを使用しています。タイの「ロンデックス社製」で洗濯などの耐久性に優れた高品質のゴム糸です。
「株式会社 気谷」は、ロンデックスゴム糸（タイ）の販売代理店です。
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