平ゴムと丸ゴムの製紐機の違い
ゴムひもを作る機械を、「製紐機(せいちゅうき)」と呼んでいます。糸が巻かれたボビンを製紐機にセットし、ゴム糸をセットして作動させるとゴム糸の周りをボビンが高速で回りゴムひもが作られていきます。
ゴムひもは大きく分けて、平ゴムと丸ゴムがあります。平ゴムと丸ゴムの製紐機は、見た目はほとんど変わりませんがいったいどこが違うのでしょうか?
ポイントは、ボビンが動くレールにあります。
ボビンは、「8の字」状にぐるぐる回って行きますが、平ゴムの場合は一番手前のレールがつながっていないので、右から来たボビンが手前でまた右へ戻っていきます。今度は左側に行きまた左へ戻ります。平ゴムのボビンは打ち数により数は違いますが、すべて同じ動きをしています。
これに比べ、丸ゴムのレールは手前も繋がっているので、半分の数が時計回り、もう半分が反時計回りの動きをしています。
これが、平ゴムと丸ゴムになる違いです。
お問い合わせはこちらまで
ゴムひも・織ゴム・編みゴム・組みひもに関することなら、何でもお気軽にお問い合わせください。
ニッソー株式会社
担当:吉本 勇人(アシスタント:沢野)
TEL:076-285-0608
FAX:076-285-2007
メールは、「お問い合わせ」フォームよりお願いいたします。