今回はお洋服や小物などでギャザーを寄せる時に、弊社が使用している、簡単に一発で出来る工業用ミシンのギャザー押さえを紹介します。
ギャザー
最初にギャザーとは、布の端のみを縫い縮めてひだを作る事です。
レースやフリルにそのギャザーを寄せる、袖山にいせ込み(平面である布に丸みをつけて立体的にする技法)を入れる時に便利です。
ギャザーはミシンの上糸、調子の強さ、送り量(縫い目の大きさ)によってその具合が変わります。
また、布地によっても変わります。
薄い生地ほどギャザーがより一層縮みます。
ギャザー押さえ
この段差の高低によって、寄せるギャザーの分量が違ってきます。
50㎝の布で縫ってみたいと思います。
まず縫い目の大きさを⑤にセットし、縫っていきたいと思います。
これをAを使った場合と、Bを使った場合で作ってみます。
この様な感じになります。
押さえによって見た目にも違いが出てきます。
皆さんもこのギャザー押さえを使って色々な物作りにチャレンジしてみてください。