今回は私たちが使用しているすくい縫いミシンの紹介をします。
とても年期の入っているミシンです、しかし現役で活躍してくれているミシンです!
すくい縫いミシンとは、すそ上げなどで布をすくって表から縫い目が見えにくくするミシンです。
スーツや制服のすそ上げによく使われています。
生地をすくう深さを調整する事ができます。
分厚い生地の時は深くし、薄い生地の時は浅くします。
また、表に縫い目が出る時は浅くして調整します。
スカートなどを縫うときはそのまま使いますが、ズボンの裾など筒状のものを縫うときは、このベットを外して使用すると縫いやすいです。
湾曲になっている針が特徴で、この針が布をすくうようにして縫うミシンです。
裏側の仕上がり
表側の仕上がり
これは社員の息子さんの制服で身長が伸びた為、裾を伸ばしました。
元々の折り目と縫い目の線が出てますが、履いてみると写真で見る程気になりません。
また、生地の厚みによっては、表からの縫い目がほとんど見えないものから、逆に少し見えてしまうものもあります。