今回は株式会社気谷 高松物流センターの隠れた人気商品「ボトルちゃん」のお話です。
ボトルちゃん誕生秘話
まずボトルちゃんが誕生したきっかけですが、私たちの仕事である生地加工や縫製加工をしていると、どうしても生地の端や裁断くずが出ます。
これらはハギレや端材(はざい)と言われ、みなさんも聞いたことがある言葉かもしれません。
通常、生地の端や裁断くずは産業廃棄物として処分されますが、
この廃棄される生地を有効活用できないかと考え生まれたのがボトルちゃんのはじまりです。
弊社社長がお酒好きなこともあり焼酎ボトルのカバーをハギレで作ったら意外と好評で、
現在まで続くロングセラー商品となりました。
ボトルの形状によって縦長のボトルちゃんスタンダードと、横幅のあるボトルちゃんラージがあります。
ご自身の好きなお酒、またはプレゼントする人の好きなお酒にあわせてお選びください。
ニッソー楽天市場店、かほく市の高松道の駅で好評販売中です。
https://item.rakuten.co.jp/nisso-0608/za720000-03-06-09/
ボトルちゃんは廃棄される生地から作るアップサイクル製品であるため、
さまざま色や柄が生まれてくるのが特徴です。
たとえ人気のあるハギレでまた作りたくても、同じハギレが無ければ作る事ができません。
そのため、高松道の駅で販売しているボトルちゃんはどれも一期一会。
その時々で売っている色柄が違い、まさに「あなただけのマイボトルカバー」なのです。
ここまでボトルちゃんの誕生裏話をご紹介しましたが最後に大切なお知らせがあります。
お知らせ
ボトルちゃんの魂ともいえる縫製加工については私たちにもこだわりがあり、
かつて実際にシャツを縫っていたミシン職人が縫っています。
一点一点手を抜かず、丁寧に縫われた衿やポケットから職人の確かな技術が伝わります。
そのように、10年以上に渡ってボトルちゃんを縫ってくれていたミシン職人でしたが、
ご高齢のため2023年の春にミシンの仕事を引退されました。
ボトルちゃんの胸ポケットに、このようなカードをさしています。
裏側にメッセージを書けばメッセージカードになるという目的もありますが、
ボトルちゃんひとつひとつを職人が作っていることをお客様に知っていただきたいためです。
これからも弊社はボトルちゃんを作り続けます。
ミシン職人は変わりますが、同様のこだわりを大切にして物づくりをしていきます。
どんな製品でも人の手で作られていることを感じていただけたら幸いです。
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